- 幸若舞
- こうわかまい【幸若舞】主として室町時代に流行した舞曲。 桃井(モモノイ)直詮(幼名, 幸若丸)の創始という。 語りを主とし, 扇拍子・小鼓・笛などの音曲に合わせて舞う。 曲舞(クセマイ)の一種で, 曲節は声明(シヨウミヨウ)・平曲・宴曲を融合したもの。 軍記物語に題材をとり, 戦国武将が愛好した。 大頭(ダイガシラ)・笠屋(カサヤ)の流がある。 現在は福岡県山門郡瀬高町大江に残るのみ。 幸若。 舞。 舞舞。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.